こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です。
みなさん、パーティー好きですか?今日はホームパーティや会食で使えるスペイン語フレーズ「乾杯」をご紹介します。
海外ってパーティー好きが多いので、スペイン語圏に留学や出張予定の方は「乾杯」の場面に頻繁に出くわすかも!
覚えておきたい「乾杯」は3つの言い方があります。テンポよく覚えていきましょう!
乾杯① Chinchín(チンチン)
まずは覚えやすい表現からいきますね。
乾杯!
¡Chinchín!
チンチン
アクセント記号が後ろにあるので、後ろの"チン"を強めに、"チンチン"と発音します。乾杯の時は勢いで言うので「チンチ〜ン」というようにスペイン語のチンチンが伸びます。日本語話者には覚えやすいですよね♪
Chinchin(チンチン)はグラスがぶつかる音
日本語でチンチンといえば、別のものを想像しますが、スペイン語の"Chinchinチンチン"はグラスがぶつかる音からきています。日本人の私たちからすれば軽い下ネタでしょうが、スペイン語圏の方々からするとチンチンはお祝いをイメージするおめでたい音という認識です。
ですので、恥ずかしがる必要はありません。思う存分、声高らかに「チンチン」を連呼しましょう。周りは知らないけど自分だけ下ネタを叫ぶってなぜか清々しい不思議な気持ちになります。
あ、そうそう。日本語のチンチンの意味を教えると結構ウケるんで、乾杯後のお話のネタにでもいかがでしょうか?
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イタリア語でもフランス語でもチンチンは「乾杯!」
実はチンチン表現はイタリア語にもあります。イタリア語ではCin Cin!と表記し、発音は同じです。イタリア語とスペイン語は言語的に同じラテン語から来ている兄弟言語みたいなものなので、まぁ当然と言えば当然ですね。同じラテン語由来のフランス語にもチンチンがあって、Tchin-tchin!というふうに表記するんだそうです。
一気に3カ国語で「乾杯」って言えるようになっちゃいましたね♪
乾杯② Salud(サルゥッ)
話をスペイン語に戻します。乾杯するときによく耳にする2つ目の表現です。僕がよく参加する食事会では、この言い方がよく乾杯の音頭として使われています。
乾杯!
¡Salud!
サルゥッ
Saludは「健康」という意味で、みんなが健康でありますように、という思いが込められた表現になります。
勢いが大切な"Saludサルゥッ"
Saludのように単語の一番後ろに "D" が来た場合ですが、
- 単語の最後の"D"は発音しない
- でも単語の最後の"D"を含む音節にアクセントをおく
というスペイン語ルールがあるので、単語の最後をしゃくり上げながら跳ねる感じで、"サルゥッ"と発音します。ただ実際に乾杯するときは勢いがあるので"サルーー"と聞こえる場合もあります。
いずれにせよ、みんなの猿真似をして発音しておけば問題ありません。それにみんなで一斉に言うので、間違ってもかき消されることでしょう。レッツごまかし。
乾杯③ Brindis(ブリンディス)
お疲れ様です。この3つ目で最後です。
乾杯!
¡Brindis!
ブリンディス
これは動詞Brindarブリンダール「乾杯する、祝杯をあげる」からきていて、これまで登場した¡Chinchín!や¡Salud!と比べるとちょっとかしこまった感じで、響き的に優美な感じがするんだそうです。
なので、これまで出てきた3つ「乾杯」表現を含めると、このように整理できます。
- ¡Chinchín! →ポップでカジュアル
- ¡Salud! →一般的な言い方
- ¡Brindis! →お上品
というように段階的に覚えておくとグッドです。!
まとめ|スペイン語で「乾杯」
スペイン語で「乾杯」は3つありました。念のため、まとめておきます。
- スペイン語で「乾杯」は3パターン
- ¡Chinchín! チンチン
- ¡Salud! サルゥッ
- ¡Brindis! ブリンディス
どれを使うかはその場の雰囲気に合わせて使うことになりますが、もしみなさんが乾杯の音頭をとる場合は、ぜひお好きな言い方を選んで盛大に盛り上がりましょう!カンパーーーーーーーーイ♪