うるさい黙れ!静かにさせるスペイン語

2021/01/27 ▶︎

初級 日常生活

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「静かにして!黙れ!」スペイン語

こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です。
みなさん、コモエスタン?

この記事を書いている現在は、金曜日の夜。アルゼンチンの金曜日と土曜日の夜は騒がしくなります。しかも朝方まで。

若者はクラブでドンチャン騒ぎ、マンションでも部屋を暗くしてミニクラブ状態。外を走る車からはラテン音楽の重低音がズドンズドンと鳴り響きます。曜日の感覚が鈍くなっても大丈夫。街が騒ぎ出したら、サッカーの試合で地元チームが負けたか、週末の合図です。

というわけで、今日は私いまの気持ち「静かにして!黙れ!」をスペイン語にしてみましょう。

「静かにして!」¡Silencio!

「静かにして!」はスペイン語でこのように一言でバシっと表現します。

▶︎¡Silencio!
  シィレンシィオ

上の階の人が常軌を逸したバカ騒ぎをしていると、たまにこのスペイン語表現を耳にします。他にも、学校の先生が生徒にChicos, ¡Silencio!(君たち、静かにしなさい)と注意したり、劇場や映画館などで¡Shhh! ¡Silencio!(しーっ!静かにしてください)と使ったりします。

silencioは本来、「沈黙、静寂」という名詞ですが、ここでは話し手の感情をあらわす間投詞として用いられています。そのまま覚えましょう。

騒がしい人を注意するのって少し勇気がいるので僕は一回も使ったことありませんが、トラブルを避けるためにも、もし自分が言われた時に分かるようにはしておきたいですね。

「黙れ!」¡Cállate (la boca)!

お次は、ペラペラうるさい人を黙らせましょう。僕のお気に入り表現です。スペイン語で「黙れ!」は、再帰動詞callarse「黙る」を使います。

▶︎¡Cállate (la boca)!
  カジャテ (ラ ボカ)

大切なのは、""にアクセントを持ってくること。強気な表現を使ってるわりにアクセントを間違うと、ちょっとダサいので気をつけましょう。日本語で、だま〜れぇと言っても締まりがありませんよね。ただアルゼンチンだと"llaジャ"にアクセントあるんですよね。その辺りは郷に行っては郷に従えの精神でよろしくお願いします。

そして使い方としては、¡Cállate la boca, tonto!(黙れ、馬鹿たれ)と言ってやってもいいですし、あるいは、!Cállate ya!(今すぐ黙れ)と言えば迫力というか凄みが増します。ケンカするときに使えますね。

TIPS*

本気で黙って欲しいとき以外にも、親しい間柄でふざけて「黙れよぉ、んもぅ」というニュアンスで使うこともできます。

「口を閉じろ」のニュアンス ¡Cierra/Cósete la boca!

「黙れ!」については他にこんな言い方もあります。合わせて覚えておきましょう。どちらも、「口を閉じろ(=黙れ)」という意味です。

▶︎¡Cierra la boca!
  シエラ ラ ボカ

▶︎¡Cósete la boca!
  コセテ ラ ボカ

¡Cierra la boca!は直訳のまんまなので、特に説明はいりませんね。cerrarは「閉める、閉じる」の意味。単純明快で非常にわかりやすい表現です。

おもしろいのは、¡Cósete la boca!のほうです。動詞coserは「縫う、縫合する」という意味で、お前の口を縫い合わせて開かないようにしろというニュアンス。いわゆる、お口にチャック。スペイン語でもこういう言い方するんですね。

まとめ|「静かにして」と「黙れ」のスペイン語

今日は4つのフレーズをご紹介しました。忘れるといけないので、もう一度確認しておきましょう。

  • 「静かにして!」¡Silencio!
  • 「黙れ」¡Cállate!
  • 「口を閉じろ(=黙れ)」
    ¡Cierra la boca!/¡Cósete la boca!

スペイン語圏に行ったら、これらのフレーズをきっと使いたくなりますよ♪

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