こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です。
スペイン語はおもしろい表現があって楽しいですね!
今日は"Qué sé yo."というスペイン語表現をご紹介します。この表現は僕の親しいアルゼンチン人の友達の口癖です。一体どんな意味なんでしょうか?
Qué sé yoの意味「知るわけない」
Qué sé yoケセジョは「知るわけない、分かるわけない」という意味で、日常会話でよく用いられます。会話中では"Qué"の部分を少し意識して強めに発音します。(ケ・セジョって感じですね)
というのも、Qué sé yoは直訳すると「私が何を知っているのか」という意味ですが、実は反語になっていて「私が何を知っているというのか、いや、知るわけがない」と話し手の裏のメッセージが隠れています。そこで、あえて強調して発音することで反語のニュアンスを暗に表現することができます。
状況によっては、そんなの知るわけないじゃんと若干の冷たさを感じるので親しい間柄で使うほうが無難です。
¿Cómo está tu papá?
お父さんは元気?
Qué sé yo. Hace mucho que no nos hablamos.
知らないよ、そんなの。ずいぶん会話してないからね。
同義表現 Yo qué sé「知るわけない」
Yo qué sé.ジョケセでも同じです。語順が入れ替わっただけです。
これも反語になっていて、「私が知るわけない、分かるはずない」という意味です。
発音するときは、反語のニュアンスを意識しながら冒頭の"yo"の部分を強調して表現してみてください。(ジョ・ケセって感じです)
どうですか?うまく感情を込めて表現できましたか?
Ah... ¿Cuándo se terminará la pandemia?
あー、感染拡大はいつ終わるんだろう。
¡Yo qué sé! Pregúntale al virus.
俺が分かるわけないじゃん。ウイルスに聞いてみ。
まとめ|スペイン語 Qué sé yo
お疲れ様でした。今日のまとめです。
- Qué sé yo./ Yo qué sé.は、
「知るわけない、分かるわけない」 - 「私が何を知っているというのか、いや、知るわけがない」という反語表現
- Qué sé yo./ Yo qué sé.と強調すると反語のニュアンスがより伝わる
今日のフレーズは文法的には簡単ですが、ニュアンスと言い方にちょっとクセがありましたね。他の記事でもネイティブが使うリアルなスペイン語をご紹介しています。関連記事やみんなが見てるスペイン語Top10も合わせてチェックしてね!
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