【スペイン語】恋人の呼び方 8選

2021/01/30 ▶︎

恋愛

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「恋人の呼び方」スペイン語

こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です。
スペイン語に恋してますか?

みなさんは、スペイン語圏にどんなイメージを持っていますか?明るい?陽気?確かにそういう一面もあると思いますが、ロマンチックなイメージはないでしょうか?

スペイン語には恋人を呼ぶときの甘ーい言葉がいくつかあり、日本語にするとちょっと歯が浮くようなものもあります。日本人はこういうロマンチックな言葉に慣れていないので、呼ばれたら嬉しい反面、少し気恥ずかしい気持ちになるかもしれませんね。

というわけで今日は、「恋人の呼び方」をスペイン語で8つほどご紹介したいと思います。プラスアルファでオリジナルの恋人の呼び方についても合わせてご紹介してきます。

みなさんはどの甘い言葉で呼ばれたいですか?

恋人の呼び方の定番 Mi amor, Mi amorcito

定番中の定番と言っても過言ではないスペイン語の恋人の呼び方はこれ!多分スペイン語に詳しくなくてもなんとなく意味は分かるのではないでしょうか?

▶︎Mi amor
  ミ アモール

"amor"はスペイン語で「愛」という意味。「私の愛する人、最愛の人」というニュアンスです。日本語でこんなロマンチックな呼び方をするのは、一昔前のラブレターか真面目な恋愛映画の字幕くらいだと思うんですが、スペイン語圏ではよく使います。

▶︎Mi amorcito
  ミ アモルシィート

あとそれを発展させて、Mi amorcitoという呼び方もあります。語尾の"-ito"は小ささや可愛らしさのニュアンスをプラスする接尾辞という要素です。言葉の響きがなんだか可愛らしくなりますよね。これも定番なのでぜひチェックしておきましょう。せっかくなので今日からあなたの愛するあの人に使ってみては?

恋人への深い愛情の呼び方 Cariño

Mi amor, Mi amorcitoと同様にこちらも定番中の定番。

▶︎Cariño
  カリーニョ

cariñoはスペイン語で「愛情」という意味なので、日本語だと「私のいとしい人」というニュアンス。どちらかというと、若い人が使うというよりは長年付き添ったカップルや夫婦が使う傾向があります。なんか落ち着いた大人ならではの深みを感じます。

この単語を使ったスペインバルが東京・四ツ谷三丁目駅から徒歩5分のところにありました。Cariñoという名前だけあって、丸12年ご夫婦で仲良く経営なさっていて、多くの常連さんに愛されているお店のようです。この落ち着いた雰囲気の店内では、本場スペイン産のjamón crudo(生ハム)やシェフ特製のpaella(パエリア)など本格的なスペイン料理が気軽に堪能できます。お店にはソムリエがいてワインにもこだわっているという徹底ぶり!スペイン料理に興味がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?テイクアウトもやってるそうです。"本物の生ハム"を知ってしまったら、他の生ハムはもう食べられなくなりますよ♪

それにしても幸せがこちらにも伝わってくる素敵なお二人ですね!


恋人や手紙にも使えるQuerido

生ハムのことを話したら食べたくなってきましたが、次にいきましょう!本日4つ目の恋人の呼び方はこちら。

▶︎Querido(男性), Querida(女性)
  ケリード, ケリーダ

queridoは「愛されている、好きな」という意味で、「愛してる人、好きな人」というニュアンスの呼び方です。男性に対してはQuerido、女性に対してはQueridaと語尾が変わります。恋人を呼ぶとき以外にも手紙の冒頭に置いて「親愛なる〜」としても用いられます。(Mi querido amigo「親愛なる友へ」)

個人的にこのくらいのニュアンスなら軽い感じがするのでシャイな僕にも使えそうです。みなさんはどうですか?

Gordo(デブ)も愛情の裏返し?!

見出しをみて少し驚いた方もいると思います。

▶︎Gordo(男性), Gorda(女性)
  ゴルド, ゴルダ

一見ディスりに聞こえなくもないgordoは「デブ、太った人」という意味です。実はこれもきちんとした愛ある恋人の呼び方の一つ。初めて聞いたときは、な、なにを!と思いましたが、愛情表現の裏返しでこういう言い方をします。日本語だと「ブーちゃん」というニュアンスでしょうか。

英語でもsilly(おバカさん)という単語があって、同じように親密な相手に冗談ぽく使ったりしますが、それと同じ感覚です。ロマンチックで素直な呼び方ではないけれど、どこか可愛げのあるツンデレな呼び方がGordo, Gordaです。

恋人に限った呼び方でもなく、親しい友人にもよく使うので、もし言われても相手のことは嫌いにならないでくださいっ!親しい間柄の証なのでいいことなんですよ。ちなみに、相手が体型がふくよかでなくても使うことができます。

恋人を大切に想う Precioso

6つ目は、愛する人を大切に思う気持ちがつまった恋人の呼び方です。

▶︎Precioso, Preciosa
  プレシィオーソ, プレシィオーサ

preciosoは「貴重な」という意味の他に、人や物事に対して「美しい、可愛らしい、見事な」という幅広い意味があります。状況によっていろいろな訳し方はありますが、元の意味を尊重すると「大切な人」というニュアンスが適当だと思います。目に入れても痛くないくらい美しい、あるいはかわいいあなたの恋人を想像して覚えてみてください。

こちらも、男性と女性の区別があるので使うときは注意してください。

美しい恋人の呼び方 Hermoso

今日ご紹介する最後の恋人の呼び方です。

▶︎Hermoso, Hermosa
  エルモーソ, エルモーサ

hermosoは「美しい」という意味なので、そのまま「私の美しい人」というニュアンスの呼び方です。相手の存在が自分にとって美しいと感じるか感じないかを表しているので、客観的な顔面偏差値はあまり関係ありません。もし顔面で判断して言うなら、

▶︎Guapo, Guapa
  グアポ, グアパ

という呼び方をします。guapoは「かっこいい、かわいい」という意味の単語なので、「イケメン君、美人さん」というニュアンスになります。もしこんなふうに恋人に呼ばれたらなんだかウキウキデレデレして調子に乗ってしまいそうです。笑

【おまけ】恋人のあだ名のつけ方

おまけです。そのカップルだけで通用するようなオリジナルの恋人の呼び方もあります。いわゆる、あだ名ですね。

恋人につけるあだ名は甘い食べ物がベターのようです。恋人はいつもチョコばかり食べているからMi chocolate(私のチョコレート)、恋人はあめ玉みたいに甘くてかわいいからMi caramelo(私のあめ玉)という感じです。もちろんあだ名なので、Mi gato(私のネコ)とか、Mi oso(私のクマ)とか相手を特徴づけるものもつけることができます。

もし、単語を可愛いくてキュートな響きにしたい場合は、Mi amorcitoのように小ささや可愛らしさのニュアンスをプラスする接尾辞"-ito, -ita"を単語の後ろにつけてあげましょう。

Mi chocolatito(私のチョコちゃん)
Mi caramelito(私のアメちゃん)
Mi gatito/a(私の子ネコちゃん)
Mi osito/a(私のクマたん)

ね?だいぶ可愛くてキューティーな響きになったでしょ?こんな感じで、自分のお気に入りの言葉で大好きな恋人を呼ぶことができます。お試しあれ!

まとめ|恋人の呼び方はスペイン語にはたくさん!

恋人にはこれで呼ばれたい、あるいはこれで愛する彼氏・彼女を呼びたいなど、お気に入りの呼び方はありましたか?いろいろ出てきたのでまとめておきます。

  • Mi amor, Mi amorcito
    「私の愛する人、最愛の人」
  • Cariño「いとしい人」
  • Querido/a「愛する人、好きな人」
  • Gordo/a「ブーちゃん」
  • Precioso/a「大切な人」
  • Hermoso/a「美しい人」
  • Guapo/a「イケメン君、美人さん」

実はこれらの呼び方は恋人だけでなく、自分の愛する息子や娘、孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)、そのまた来孫(らいそん)、昆孫(こんそん)、仍孫(じょうそん)、雲孫(うんそん)に対してもよく使います。いずれにせよ、どんな人にも素直に愛を表現できるって素敵ですよね。愛は偉大なり!というわけで今日も一人寂しく晩酌して寝ます。おやすみなさい。

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