スペイン語で「靴下・ソックス」はCalcetines|長さで変わる呼び方

2021/01/10 ▶︎

衣類 初級

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「靴下・ソックス」スペイン語

こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です。
スペイン語楽しんでますか?

今日は「靴下、ソックス」についてのスペイン語単語をみていきます。後半にはおまけで「タイツ」についてもちょこっとご紹介します。洋服好きの方、単語量を増やしたい方はぜひ参考にしてください。

靴下・ソックス全般=los calcetines

まずはじめに、スペイン語で靴下全般のことをlos calcetinesカルセティネスと言います。靴下はペアになってるので主に複数形でよく用いられます。単数形だと、el calcetínカルセティンとなります。アクセント記号を忘れないようにしましょう!

それにしても、los calcetines, el calcetínって語感的に"靴下感"がないと思いませんか?僕的にちょっと覚えにくかったので、ちょっと工夫して覚えました。単語が頭に入ってこない方は以下を参考にしてください。

靴下は鉄の足かせ?!

足枷

単語が覚えにくい!というときは、そのスペイン語と日本語の関連性が低いためそれぞれの情報が結合しにくいからだいえます。そういう場合、スペイン語のほうのイメージや知識量を増やしてあげると、もともと持っている日本語の情報と関連づけて暗記がしやすくなります。

calcetínはもともとcalceカルセ「金属のくさび」、calcetaカルセタ「囚人の足かせ」という別のスペイン語単語に関連しています。そして、語尾の-tínの箇所は、小さな感じや可愛らしい感じの意味合いをプラスできる単語のアクセサリーみたいな役割を持っています。(→縮小辞と言います)つまり、calcetínは全体で、足につける金属製の小さくて可愛らしい足かせとなり、それが「靴下」となります。

金属製の可愛らしい足かせと言われてみれば確かにそう見えなくもないですよね。日本では靴の下に履くから"靴下"という認識ですが、文化が変わればこんなにも認識に違いが生まれるんですね。中世ヨーロッパの甲冑とかその辺りも関連してるのかもしれません。言語オタク心をくすぐります🥰

結局のところ、ここで何が言いたいかというと、靴下はスペイン語でlos calcetines, el calcetínということ。なんとなく単語が覚えやすくなれば幸いです。ならなかったらすみませんっっ!

長さで決まる靴下の種類

靴下といってもいろいろな種類がありますよね。スペイン語圏にももちろんいくつかの靴下の種類があって、それぞれに名前があります。ポイントとしては長さによって名前が違います。知っておきたい単語としては以下の3つです。


  • Medias メディアス
  • Soquetes ソケテス
  • Ballerinas バッレリーナ

靴下はペアで用いるので複数形でよく使います。どんなタイプの靴下か単語から推測できなくもないですね。

Medias(メディアス)

Mediasはスネくらいまである長さの靴下のタイプを指します。女子高生が履くようような膝下のハイソックスもこれに含まれます。"media"が「半、30分」あるいは「平均」という意味なのでそこから連想できます。ストッキングのことを指す場合もあります。

Soquetes(ソケテス)

Soquetesは日本語のソケットから連想しやすいと思います。スニーカーソックスのようにくるぶしくらいまである長さの靴下を指します。かぶせるように履くからソケットなんでしょうね。

Ballerinas(バレリーナス)

これはスニーカーソックスよりも短くて、足の甲が見えるタイプの靴下です。日本ではカバーソックスとかベリーショートソックスというらしいですね。女性の方はパンプス?とかと合わせて履いているかと思いますが、男性でも石田純一さんみたいに裸足に革靴みたいなファッションが好きな方は愛用してるはずです。多分。

「靴下・ソックス」スペイン語
UNIQLO公式(https://www.uniqlo.com/jp/ja/

イタリア語のballerinasバッレリーナ「バレリーナ」から来ているので発音がちょっとスペイン語っぽいくないです。バッレリーナスとかバレリーナスとかに聞こえます。ちなみに、スペイン語で「バレリーナ」はbailarín(男性)、bailarina(女性)といいます。

スペイン語で「タイツ」

ちょっとおまけです。タイツは履いたことないですけど、スペイン語で「タイツ」は何ていうのか気になったのでネイティブに聞いてみました。

「タイツ」はla calzaカルサ、あるいはel cancánカンカンというようです。

Calza(カルサ)

calzaカルサはわりと厚めの生地のスパッツタイツのことで、ユニクロのヒートテックタイツのようないわゆる股引きもこれに含まれます。冬場には男性も履くことがあると思うので、覚えておいて損はない単語ですね。(ヒートテック、軽いしすぐ乾くしいいですよね♪スーツケースに入れてもかさばらないので旅行にいくときはおすすめです)

Cancán(カンカン)

el cancánカンカンは女性が履く伝線するような薄いストッキングタイツを指します。初めて聞いた単語でしたが、カンカンは覚えやすいのでこの際覚えてしまいましょう!先ほどチラッと言いましたが、mediaでもストッキングタイツのこと指すことができます。

ちなみに、「あみタイツ」はel cancán de red、もしくはla media de redと言うらしいです。redレッは網、ネットという意味です。

「あみタイツ」スペイン語

タイツは靴下のようにセパレートではなく、繋がって1つという認識なので単数形で表されるというのもチェックポイントです。

まとめ|スペイン語の「靴下・ソックス」

今日は「靴下・ソックス」について深掘りしてみました。いろいろな単語が出てきたので、大切な単語をまとめておきます。

  • スペイン語で靴下全般のことを、los calcetines(複数形), el calcetín(単数形)とよぶ
  • スネまであるタイプはmedias
  • くるぶしまでのタイプはsoquetes
  • 石田純一タイプの靴下はballerinas
  • スパッツタイツはcalza
  • ストッキングタイツはcancán(mediaとよぶ場合もある)

以上、6つの単語を覚えれば今日の内容はクリアです。お疲れ様でした。

最後までお読みいただき、ムーチャスグラシアス!

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