【Graciasの返し】スペイン語で「どういたしまして」と「こちらこそ」などなど

2020/08/07 ▶︎

感謝 中級

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スペイン語「どういたしまして」「こちらこそ」

こんにちは、ギドです。
いつもブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

今日のテーマはGraciasの返し表現です。スペイン語で「どういたしまして」と「こちらこそ」をマスターしましょう。

Graciasの返し①「どういたしまして」

スペイン語で「どういたしまして」は2パターンあります。日常生活では欠かせない表現なので、スッと反応できるようになるのが理想です。

De nada.(デ ナーダ)

Graciasに対する返しの定番と言えば、"De nada. デ ナーダ"です。英語のYou're welcomeに相当する表現。スペイン語学習者の100%(多分ね)が知っていると言っても過言ではありません。日常生活での使用頻度も最も高いので、必ず覚えておきたいスペイン語表現です。Dadaは「何も〜ない」という意味なので、「いえいえ、どうってことないよ、どういたしまして」というニュアンスにです。

助けてくれてありがとう。
Gracias por ayudarme.

どういたしまして
De nada.

No hay de qué.(ノ アイ デ ケ)

"De nada."と比較すると頻出度は落ちますが、"No hay de qué. ノ アイ デ ケ"も「どういたしまして」という意味です。No hayは「ありません」、quéは「何」なので、ニュアンス的には「そんなのなんてことありませんよ、どういたしまして」というニュアンスです。僕がいるアルゼンチンではあんまり聞かないんですが、メキシコではよく使うとか使わないとか。でも表現としては有名なので覚えておきましょう。多分フレーズとして少し長いのでアルゼンチンでは敬遠されてるのかと思っています。

誕生日プレゼントありがとうね。
Gracias por el regalo de mi cupmleaños.

どういたしまして。開けてみ。
No hay de qué. Ábrelo.

Graciasの返し②「こちらこそ」

スペイン語で「こちらこそ」は2パターンあります。これらの表現ができると、相手の感謝に対してこちらも感謝の気持ちを表すことができます。表現力がアップするので、ぜひマスターしてみてください。

A ti. / A usted(ア ティ、ア ウステッ)

直訳すると、「君に、あなたに」なので、「君に対しても・あなたに対しても、こっちも感謝してるよ。ありがとう。」というニュアンスです。Gracias a ti, Gracias a ustedで「君のおかげで、あなたのおかげで」という意味もあるので、ここからニュアンスを考えてもわかりやすいと思います。両者共に感謝してる感じがいいですよね。

今日は来てくれてありがとうね
Gracias por venir hoy.

こちらこそありがとう!すごく楽しい時間だった!
¡A ti! ¡Lo pasé muy bien!

嬉しいよ。次のパーティーも招待するからね。
Me alegro. Te voy a invitar a la próxima fiesta también.

Igualmente.(イグアルメンテ)

"Igualmenteイグアルメンテ"は「同様に、同じく」という意味。「同じようにあなたも私にいろいろしてくれたじゃん、こっちもありがとうね」というニュアンスで、感謝する具体的な前述内容を指します。Graciasに対しての返しだけでなく、「良い一日を!」「幸運を!」といった別れ際のセリフに対しても用いられる表現です。留学や出張でスペイン語圏にいかれる方は知っているといろいろなシチュエーションで役に立つ表現です。

ケーキ買ってきたよ、誕生日ケーキ。
Te compré una torta para tu cumpleaños.

サンキュー!さぁ、入って入って。うまい料理作ったからな。
¡Gracias! Pasa, pasa. Yo te preparé la comida rica.

おぉ、ありがとう!
¡Oh, Gracias!

こちらこそ!
¡Igualmente!

「どういたしまして」「こちらこそ」以外の表現

最後に、上記以外のGraciasに対する返し方をご紹介します。5つあります。De nadaばっかりで他の言い方もできるようになりたいという方は、この中の1、2個は自分のレパートリーに加えてみるのもいいかもしれません。

Por favor.「いえいえ、そんないいんですよ」

英語のPleaseにあたります。Por favorポルファボールといえば、「どうか、お願い」という依頼の使い方が一般的ですが、実は「お願いですから、そんなこと言わないでくださいよ」という抵抗のニュアンスとしても使うことができます。謙虚で低姿勢なGracias返しができます。日本でも何かをギフトをいただいたとき、いやいや、もう本当にそんないいのにぃという会話のラリーをしますが、そんな感じです。

No hay problema.「問題ないよ」

No hay problema.ノ アイ プロプレマ はそのまま「問題ない」という意味です。英語のNo problemにあたる表現であることは言うまでもありません。ここでは直接関係ないですが、Problemaは"a"で終わっていますが、男性名詞なので注意しましょう。El problema, Un problemaです。僕も時々ごっちゃになるので改めて書いてみました。

No pasa nada.「どうってことないよ」

動詞Pasarは「(何かが)起きる」、Nadaは「何も〜ない」という意味。直訳の「何も起きないよ」から「どうってことないよ」という意味になります。心が広い寛大さをアピールできる表現です。心の狭い人は使うといいかもしれません。僕は心が狭いので、自分の戒めとしてよくNo pasa nada.ノ パサ ナーダ を使います。

No es gran cosa.「大したことじゃないよ」

形容詞Grande「大きい」は単数名詞の前につくと語尾が消失します。女性名詞Cosaは「こと、事柄」という意味です。No es gran cosa.ノ エス グラン コサ は「私がやったことは大きいことではない」つまり、「大したことじゃないよ」という解釈です。

No es para tanto.「大したことじゃないよ」

No es para tanto.ノ エス パラ タント はそのまま覚えるといいと思います。日常生活でもよく使いますし、映画やドラマでもよく耳にします。「私のやったことはそんな大きなことには値しない」というニュアンスです。tantoは「それほどの」という意味です。ちなみに、tontoは「馬鹿な、馬鹿な人」という意味です。

まとめ|「どういたしまして」「こちらこそ」

いろいろなGraciasの返しを見てきましたが、お気に入りの表現はありましたか?なんか使えそうだなって表現があったらぜひレパートリーに入れて使ってみてくださいね。個人的にオススメなのは、この3つです。

  • De nada.デ ナーダ
  • Igualmente.イグアルメンテ
  • No pasa nada.ノ パサ ナーダ

日常会話では瞬発力が大事なので、言われた時はコレ!みたいなのを決めておくとよろしいかと思います。あとは、言い方次第でいろいろなGracias返しができると思うので、自分なりのGracias返しを探してみるのもいいかもしれませんね。

最後までお読みいただき、グラシアス!
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