こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です!
みなさん、コモエスタン?
今日はスペイン語の¿Qué tal?の意味と使い方をご紹介します。とても便利な表現なので、ぜひマスターしてみてね!
¿Qué tal?(ケタル)の意味「どうだい?」
¿Qué tal?は基本的に「どうだい?」と訳しておけば問題ありません。見たら自動的にそう訳せばいいので、読むのは簡単です。
が、しかし!もともと口語で使うことが多いフランクな表現なので、¿Qué tal?を使って実際に話せるかどうかの方が重要だったします。
というわけで、¿Qué tal?でおさえておきたい3つの用法を次にご紹介します。
①カジュアルなあいさつ ¿Qué tal?
誰かに対して¿Qué tal?「どうだい?」と質問すれば、相手の調子を尋ねるカジュアルなあいさつ表現になります。「調子はどうだい?元気かい?」という感じに近いです。
¿Cómo estás?「元気ですか」よりも、¿Qué tal? の方がくだけた響きがするので、親しい間柄でよく用いられます。厳格な先生や上司に言ったらぶっ殺されるので注意してください。
やぁ、調子はどうだい?
Hola, ¿qué tal?
元気だよ、君は?
Bien, ¿y tú?
元気だよ!
Todo bien.
厳密にいうと、"¿Qué tal estás tú?"が完全文なのですが、いちいち全部言うのは面倒なので省略されてます。カジュアルな表現だし、省略できるもんは省略しちゃおうぜ、ということなのでしょう。
②意見を求める ¿Qué tal + 名詞?
後ろに名詞を置いて、¿Qué tal + 名詞?とすれば「〜はどうだい?、〜どうだった?」という相手にある事柄の意見を求める表現になります。
このパターンで便利なのは、現在のことだけではなく、過去のことも言及できるという点です。しかも名詞の単数、複数、男性名詞、女性名詞、関係なく ¿Qué tal +名詞? の形でそのままで使えます。これ、使いやすさトップクラスだと思います。
¿Qué tal + 事物?
事物を表す名詞をパターンにいれると、事物に対しての意見や感想を尋ねることができます。
- ¿Qué tal una cerveza?
ビールを一杯どうだい? - ¿Qué tal mi comida?
私の料理はどう? - ¿Qué tal tu viaje?
旅行はどうだった?
¿Qué tal + 人物?
人物の名前をパターンにいれると、その人の様子や近況を尋ねることができます。
- ¿Qué tal tu mamá?
お母さんはどう? - ¿Qué tal tus compañeros?
同僚たちはどうだった?
活用なしで質問できるってホント楽ちん♪
③提案するときの ¿Qué tal si ...?
¿Qué tal si ...?のパターンで「〜するのはどうだい?〜してみない?」という表現になります。百聞は一見にしかずです。例文で確認してみましょう。
- ¿Qué tal si cenamos fuera hoy?
今日は外食するってのはどうだい? - ¿Qué tal si tenemos un bebé?
子どもをつくってみない? - ¿Qué tal si te acuestas un ratito?
少しだけ横になったらどうだい? - ¿Qué tal si les consultas eso a tus padres?
両親にそのことを相談してみたらどうかな。 - ¿Qué tal si piensas otra solución?
別の解決策を考えてみたらどう?
ちょっと多めに例文を用意してみました。このように¿Qué tal si ...?のパターンは、あるアイディアを提案するときにチョー使えます。si(〜かどうか)のあとに主語と述語を伴う文を置いてつかうだけです。
まとめ|スペイン語 ¿Qué tal?(ケタル)
どうですか?どんだけ¿Qué tal?が使えるか伝わったでしょうか?基本的に「どうだい?」と日本語で理解しておけば大丈夫なので、3つの用法をサクッとおさらいです。
- ¿Qué tal?
「調子どうだい?元気かい?」 - ¿Qué tal + 名詞(事物or人物)?
「〜はどうだい?〜はどうだった?」 - ¿Qué tal si ...?
「〜するのはどうだい?〜してみないかい?」
たくさん使ってぜひ使いこなしてくださいね!