こんにちは、ギド(@GuidoKoiSpanish)です。
みなさん、コモエスタン?
今日はスペイン語で「全然分からない」「見当もつかない」と言えるようになりましょう。今回ご紹介するスペイン語表現は、"No lo sé.ノロセ"(分からない)を強調した言い方です。
それでは今日もスペイン語を楽しんでいきましょう!
「全然分からない」No tengo idea.
「全然分からない」はスペイン語で、
No tengo idea.ノ テンゴ イデアと言います。英語のI have no idea.に相当する表現です。
文字からも分かるように、女性名詞ideaは「考え、アイディア」という意味で、「私はアイディアを持っていません」が直訳です。
そもそものideaを持ってないので、冒頭にでてきたNo lo sé.(分からない)よりも少し強調した表現になりますよね。
あまり多用すると、こいつ何も知らないんだなぁと思われるかもしれないので気をつけてくださいね。
「全然分からない、見当もつかない」No tengo ni idea.
さらに、分からない感を強調した言い方として、No tengo ni idea.ノ テンゴ ニ イデアという言い方もあります。"ni"の部分を強めに発音するとよりリアルなスペイン語になります。
会話では、Ni idea.ニ イデアと省略して短く用いることが多く、この場合も"ni"の部分を強めに(しかもちょっと大げさに)表現します。
"ni"は基本的に否定表現をつなぐ接続詞「〜も〜もない」として用いられますが、ここでは否定を強調する副詞「〜さえ(〜ない)」として機能しています。
《否定表現をつなぐ接続詞の"ni"》
- Él no toma alcohol ni fuma.
彼はお酒も飲まないし、タバコも吸わない。 - No conozco Argentina ni España.
アルゼンチンにもスペインにも行ったことがない。
《否定を強調する副詞の"ni"》
- No tengo ni tiempo para dormir
寝る時間さえない。 - No quiero ni ver su cara.
彼の顔を見るのさえ嫌だ。
まとめ|スペイン語で「全然分からない、見当もつかない」
今日のまとめです。
- 「全然分からない」は、No tengo idea.
- 「全然分からない、見当もつかない」は、No tengo ni idea.
- "ni"は否定を強調する副詞なので、強めに発音する
"No lo sé.ノロセ"よりもさらに「知らない、分からない」という時にぜひ使ってみてくださいね。お疲れ様でした!
最後までお読みいただき、グラシアス。