今回は「Túで話していいですか?」とTúの活用で話したいときに役立つ表現を覚えてしまいましょう。日常生活で僕は基本的に全員にTúで話していますが、友達の両親に初めて会った時、Túで話せばいいかUstedで話せばいいか迷った経験があります。友達とは仲良しなので当然ながらTúで話すんですが、友達の両親なもんで、距離感がわからなくて相手に失礼があったらいけないなぁとか思いながらこの質問したのを覚えています。
注意点としては「”〜に” Túを使って話しかける」という日本語に引っ張られて間接目的語(〜に)を置かないよう文法的に気をつけてください。他動詞には直接目的語をくっつけます。
ちなみに相互作用のニュアンスを含む再帰動詞tutearseも会話の最後にありますが、こちらは「お互いにTúを使って話す」という意味になります。
スペイン政府公認のスペイン語検定試験DELEの面接冒頭では、まず面接官が受験者に対して「Ustedを使った方がいいか、Túを使った方がいいか」質問されますが、その際にこの単語が使われる可能性があるので覚えておいて損はないでしょう。僕の経験上、動詞tutearは日常生活ではあまり耳にする単語ではないですが、知識として知っているといざという時に役立つかと思います。
日本語には敬語という言語形態があり、初対面の人や店員さん、年上の人に対して敬語を使わないと失礼だという感覚が日本語話者にはあるかと思います。なので、日本人はついついUstedを使って丁寧に話したがるんですが(僕もそうですが)、スペイン語圏の人にUstedで話すということは、「年寄り扱いしている」という印象を与えてしまうようです。
キリトリ日常会話「Túで話していいですか?」
やぁ、ギド!元気かい?
Hola, Guido!! Cómo estás ?
Hola, Guido!! Cómo estás ?
こんにちは、元気ですよ。ちょっと質問したいんですけども。もし気にならないなら、Túで話してもいいですか?
Hola todo bien. Me gustaría preguntarle algo. Si no le molesta, lo puedo tutear ?
Hola todo bien. Me gustaría preguntarle algo. Si no le molesta, lo puedo tutear ?
もちろんだよ。僕はまだまだおじいさんじゃないからね。ははは。じゃぁ、お互いにTúで話そうか。
Claro que sí. Todavía no soy viejo. HAHAHA. Bueno, vamos a tutearnos.
Claro que sí. Todavía no soy viejo. HAHAHA. Bueno, vamos a tutearnos.
「Túで話していいですか?」→”puedo tutear ?”
「Túで話していいですか?」は”Lo/La puedo tutear ?”と表現できます。動詞tutearは「〜にTúを使って話しかける」という他動詞です。他動詞なので直接目的語代名詞Lo/La(あなたを)が用いられています。直接目的語代名詞はme te lo la nos os los lasってやつですね。とりあえずUstedで話しています。注意点としては「”〜に” Túを使って話しかける」という日本語に引っ張られて間接目的語(〜に)を置かないよう文法的に気をつけてください。他動詞には直接目的語をくっつけます。
ちなみに相互作用のニュアンスを含む再帰動詞tutearseも会話の最後にありますが、こちらは「お互いにTúを使って話す」という意味になります。
スペイン政府公認のスペイン語検定試験DELEの面接冒頭では、まず面接官が受験者に対して「Ustedを使った方がいいか、Túを使った方がいいか」質問されますが、その際にこの単語が使われる可能性があるので覚えておいて損はないでしょう。僕の経験上、動詞tutearは日常生活ではあまり耳にする単語ではないですが、知識として知っているといざという時に役立つかと思います。
”Usted”で話す、つまり「年寄り扱い」
キリトリ日常会話中で友達のお父さんがTodavía no soy viejo.と言っていたのにはそういう文化的背景があるんですね。他にも、女友達に間違えてUstedの動詞活用を使った時、「Se te ve vieja ?(老けて見える?)」と冗談を言われました。
またネイティブに質問したところ、Ustedで話されると、
・距離を感じる
・距離を感じる
・冷たく聞こえる
・上品ぶって傲慢に見える
・上品ぶって傲慢に見える
という印象も受けるそうです。
とういうわけで、Ustedで話せばいいか、Túで話せばいいか迷う瞬間があれば思い切ってTúで話して問題ないと思います。気を使って逆にUstedで話す方が失礼だったりします。それに日本人にとっての敬語とスペイン語話者にとって敬語はそれぞれ感覚的にちょっと違うのでその辺りは気にしなくてオッケーです。親しみを込めてTúで話かけちゃいましょう!
こういう時にUstedを使え!
と言っても、すごい年配の方にTúで話してるの見たことあるんで、あんまりナーバスにならないで基本的にTúで話しかけて大丈夫だと思います。人や場面によるのかと思いますけど、アルゼンチンにきてUstedで会話したのは数えるしかないですし、仕事関係でもUstedってそんな使う場面ないです。もし、それでも不安なら今回のスペイン語表現”Lo/La puedo tutear ?”(Túで話していいですか?)で相手に確認してもいいと思いますよ!
今日のまとめ「Túで話していいですか?」
というわけで、今日のまとめです。- 「Túで話していいですか?」は”Lo/La puedo tutear ?”と表現
- Ustedで話すと、「年寄り扱いしている」という印象を与える上に「冷たい、距離、傲慢」というマイナスイメージを与える場合がある
- TúかUstedで迷ったら、親しみを込めて思い切ってTúを使ってみよう
以上、Túの活用で話したいときに役立つ表現「Túで話していいですか?」をご紹介しました!
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