こんにちは、言語大好きギドです。
みなさんお元気ですか?
今日は謝罪の基本「ごめんなさい」はスペイン語でなんて言うかご紹介したいと思います。確実に覚えておきたいのはたった2フレーズです。これさえ覚えておけば日常会話では十分です。
道で人にぶつかった時、何か粗相をしてしまった時に、スッと出てくるようになるとグッドです。
謝罪の基本「ごめんなさい」
スペイン語で「ごめんなさい」は、以下の通りです。
- Perdón. ペルドン
- Lo siento. ロ シエント
どちらも「ごめんなさい」という意味ですが、それぞれニュアンスが少し違うので確認していきましょう。
カジュアルに謝罪 Perdón.「ごめんなさい」
日本語の「ごめんなさい」に一番近いのが【Perdón】です。動詞のPerdonarペルドナール(〜を許す)からきていて、「許してね」という気持ちが込められた謝罪の基本表現です。
窓を閉めてくれない?
¿Puedes cerrar la ventana?
....
・・・・。
聞いてた?
¿Me escuchaste?
あー、ごめん。他のこと考えてたよ。
Ah, perdón. Estaba pensando otra cosa.
ニュアンス的にカジュアルな響きで、日常会話でよく登場するのがこのPerdónです。スペイン語を本格的にやっていない方も、英語のI’m sorryと合わせて教養として知っておきたいですね。
フォーマルに謝罪 Lo siento.「ごめんなさい」
Lo sientoも「ごめんなさい」という意味ですが、こちらはちょっとフォーマルで丁寧な感じがします。動詞Sentirは「〜をすまなく思う、〜を残念に思う」という意味もあるので日本語にすると、「申し訳ない」のニュアンスに近く、強い後悔や後ろめたさから謝罪するときの表現です。彼氏彼女が浮気したとか、状況的にシリアスな場面で使われやすいです。
Perdónと比較すると、僕の感覚として使用頻度は低くくなりますが、Lo sientoは申し訳ない気持ちを誠実に伝えたい時に最適です。
どうして授業に遅れたんだ?
¿Por qué llegaste tarde a la clase?
すみません、ヴェルデ先生。電車が遅れていたので。。
Lo siento, profesor Verde. Es que el tren estaba demorado...
ちなみに、Lo siento mucho.にすると「本当にごめんなさい」となり、謝罪の気持ちを強調することができます。
訃報・悲しみで Lo siento (mucho).
Lo siento. は「ごめんなさい」という謝罪の意味の他に、「お気の毒です」という意味もあります。家族や友人が亡くなった人に対して使ったり、お葬式で悲しみを共有する時に使ったりします。大切な人の死に対して残念だ、というお悔やみを伝える表現です。
当然ながら、Lo siento mucho. にすると、誰かの死を悼む強めの表現になります。アメリカ映画やドラマ好きな人はわかると思いますが、英語でも I’m sorry. でお悔やみを伝えることができますよね。お葬式のシーンで、I’m so sorry. って聞いたことないですか?スペイン語ではLo siento.で表現できるので、いざという時のために知っておいてもいいかもしれませんね。
まとめ|謝罪の基本「ごめんなさい」はスペイン語でなんと言うの?
ここまで、「ごめんなさい」はスペイン語でなんと言うのか説明してきました。最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- 「ごめんなさい」はPerdón. か Lo siento.
- Perdón. はカジュアルな響き(日常生活でよく使う)
- Lo siento. はフォーマルで丁寧な響き
- Lo siento.はお悔やみを伝える表現でもある
以上が本日の内容になります。
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