スペイン語 いくらですか?|Cuánto cuestaなどのリアルフレーズ6選

2019/09/05 ▶︎

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支払い、いくらですか
今回は、スペイン語で「いくらですか?」という表現をご紹介します。言わずもがな値段を聞くときに役立ちます。旅行はもちろん、スペイン語圏での生活に必須のフレーズです!

スペイン語で「いくらですか?」と言いたいときの表現を定番の¿Cuánto cuesta?を筆頭に6つ集めてみました。お好きな表現をお使いくださいまし。すべてネイティブが実際につかっている言い方です。


定番!基本フレーズで「いくらですか?」|¿Cuánto cuesta?

いくらですか?
¿Cuánto cuesta?
クアント クエスタ
疑問詞Cuánto「いくつの、どれだけの」と動詞Costar「(値段・費用が)かかる」がセットになった定番の基本フレーズです。

スペイン語で「いくらですか」と言えばこれ!あらゆるスペイン語の参考書でよく目にすると思います。まずはこのフレーズを先に覚えましょう。

主語が複数の場合は ¿Cuánto cuestan? クアント クエスタンと活用させます。ちなみに、動詞Costarは不規則動詞です。

【主語が単数の場合】
¿Cuánto cuesta esta ropa?
この服はいくらですか。

【主語が複数の場合】
¿Cuánto cuestan estos zapatos?
この靴はいくらですか。

この言い方って「いくらですか」の王道表現なんですが、実はアルゼンチンではあまり使われてないかなぁという印象です。スペイン語圏の各国によって言い方に多少の頻度差があったりするんですが、¿Cuánto cuesta?は王道表現なのでどの国のスペイン語話者でも理解してくれます。

スペイン語に慣れてる感じの「いくらですか?」|¿Cuánto vale?

いくらですか?
¿Cuánto vale?
クアント ヴァーレ
疑問詞Cuánto「いくつの、どれだけの」と動詞Valer「価値がある、値打ちがある」を用いた中級者向け表現です。直訳すると「どれだけの価値・値打ちがありますか?」となります。

動詞Valerは「価値がある、値打ちがある」というのが基本的な意味で、Vale la pena.「試してみる価値がある」というようによく用いられます。そこから意味が派生して実は値段を尋ねるときにも使われ、「(値段・費用が)かかる」という意味もあります。

日常会話でもよく耳にする単語なので、注目しておきたい動詞の一つです。余裕のある方は、一度チェックしてみてください。

主語が複数の場合は ¿Cuánto valen?クアント ヴァーレンと活用させます。

【主語が単数の場合】
¿Cuánto vale el kilo de manzana?
りんご1キロはいくらですか。

【主語が複数の場合】
¿Cuánto valen los pantalones?
そのズボンはいくらですか。


アルゼンチンのスペイン語で「いくらですか?」|¿Cuánto sale?

いくらですか?
¿Cuánto sale?
クアント サーレ
疑問詞Cuánto「いくつの、どれだけの」と動詞Salir「出る、出ていく、出てくる」を用いた表現です。「どれだけで(商品として)でてるの?」が直訳です。

あまり聞かないようなこの特徴ある言い方はアルゼンチンでよく用いられます。言われたときに知らないと理解できないので、補足知識としてご紹介しました。なるへそね、アルゼンチン人はこういう言い方するのね程度に頭の片隅にでも置いておくと役立つとか役立たないとか。僕がアルゼンチンにきて、今まで習ってきたスペイン語とちがぁぁーーーーう、とギャップを感じた表現です。

主語が複数の場合は、¿Cuánto salen?クアント サーレンと動詞を活用させます。

【主語が単数の場合】
¿Cuánto sale la entrada?
入場料はいくらですか。

【主語が複数の場合】
¿Cuánto salen esta manzana y naranja?
このりんごとオレンジはいくらですか。

「いくらですか?」の一番シンプルな形|¿Cuánto es?

いくらですか?
¿Cuánto es?
クアント エス
疑問詞Cuánto「いくつの、どれだけの」と動詞Ser「〜である」を用いた表現です。今回ご紹介するスペイン語「いくらですか」の中でもっともシンプルでカジュアルな言い方です。シンプルで使いやすいからこそ、ネイティブはよくこの言い方をします。

複数の場合は動詞Serを活用させて、、、と言いたいところですが、これは¿Cuantó es el precio?を省略した表現なので複数で用いられることはありません。

疑問詞Cuántoを使わない「いくらですか?」|¿Cuál es el precio?

いくらですか?
¿Cuál es el precio?
クアル エス エル プレシィオ
これまでは疑問詞Cuántoと何らかの動詞のセットで「いくらですか?」というスペイン語でしたが、疑問詞Cuál「どれ、どちら」をつかって値段を尋ねることもできます。

疑問詞Cuálは「どれ、どちら」というのが基本的な意味ですが、日本語にするとき「何」と訳した方がいい場合もあります。この場合がそうで、直訳は「値段が何ですか」という感じになります。

「値段は何ですか?」と訳した方がいいなら、疑問詞Qué「何」をつかって¿Qué es el precio?ではだめなのかと疑問が生まれるかもしれません。

¿Qué es el precio?の場合、「"Precio"って何ですか?」というニュアンスになり、Precioという単語自体がわからなくて質問していることになります。

Precioという単語ではなく、より踏み込んで品物がいくらなのかを知りたい場合は、疑問詞Cuálをつかいます。

男性名詞Costo「コスト、経費、費用」で置き換えて、¿Cuál es el costo?という場合もあります。日本語で「コスト」というと業務的な意味合いが強い感じがしますが、単純に「かかるお金」という意味でここでは用いられています。


動詞Tenerをつかって「いくらですか?」|¿Qué precio tiene?

いくらですか?
¿Qué precio tiene?
ケ プレシィオ ティエネ
今回のテーマであるスペイン語「いくらですか」の最後です。動詞Tener「持っている」をつかった言い方で、直訳すると「どんな値段を持っていますか」となります。こちらも男性名詞Precioを男性名詞Costoで置き換えて¿Qué costo tiene?という場合もあります。

スタバでの話なんですが、アルゼンチンの人ってメニューに値段書いてるのに¿Qué precio tiene?って一個一個質問する傾向があるんですね。自分から探さないで、人に任せちゃうんです。だから対応にもっと時間かかって、レジにたどり着くのに一苦労。通りで列が進まないわけですよ。これって文化の違いだなぁといつも思いながら自分の順番を待ってます。スタバでの話でした。

今日のまとめ|「いくらですか?」のスペイン語リアルフレーズ6選

お疲れ様でした。スペイン語「いくらですか?」の6フレーズをご紹介してきました。

「いくらですか?」
¿Cuánto cuesta?
¿Cuánto vale?
¿Cuánto sale?
¿Cuánto es?
¿Cuál es el precio (costo)?
¿Qué precio (costo) tiene?

言い換えも含めたら8フレーズもあるんですね。どれも僕が日常生活で聞いたことがある言い方なので実用的だと思います。

スペイン語を勉強し始めた頃は「いくらですか」なんて質問することめったにないでしょ!と思ってたんですが、今普段の生活を振り返ってみると、スペイン語で「いくらですか」ってたくさん使ってますね。ふらっと入ったお店にメニューがなくて口頭でお品書きを言われていくらか確認したり、値札がついてなくて店員さんに質問したりなんてことはしょっちゅうです。基本フレーズって大切ですね。

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